法泉寺住職
伊藤 海祐法泉寺の成り立ち
當山は、文禄4(1595)年、日本橋矢ノ倉に創立。開山は妙泉院日雄。本寺は大本山池上本門寺。正保元(1644)年、現在の地に本堂、庫裡、毘沙門堂、稲荷堂を移転建設。その後、災害・戦火により焼失を見るも、歴代聖人の丹精により復興再建。昭和33年現本堂・庫裡が再建され現在に至る。
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日本は、亡くなった方を敬い供養するといった素敵な文化を有する国です。これまでも、そしてこれからもお寺はその“供養”という文化の中心にあります。しかし、時代が移ろうにつれてその“供養”の在り方も変わってきています。
時代が変われば、それに対応していかなければなりません。お寺も例外ではありません。時代に置いていかれたお寺はもはや敷居が高く、皆様との距離が開いて
しまいました。しかし、本来のお寺はもっと身近で、交流の中心地として機能するものなのです。ですから、法泉寺は皆様にとってもっと身近になり、皆様にとって心の拠り所になりたいと願っています。
昔は10年ひと昔と言いましたが、今は3年も経てば時代が変わります。その時代にどう対応していくか。皆様のお力をお借りしながら今必要とされるお寺を目指します。